営 業 / 部 長
下山 直哉
ー これまでどのような会社でどんな事をしてきましたか?
ー これまでどのような会社でどんな事をしてきましたか?
ちょうど会社の中で「インフラ専門の部署を立ち上げよう」という話が持ち上がり、お声がけいただいたのがきっかけで初期メンバーに加わりました。
当時はシステムの運用や提供準備がメインで、インフラという言葉すら知らなかった時代でした(笑)。
ただ、当時は分からないことだらけで、「そもそも何を調べればいいかも分からない」状態からのスタートでした。特に24時間稼働のサービスを支えるプレッシャーは大きくて、最初は本当に苦労しました。でも、当時の上長のご指導であったりもちろん自分自身も目一杯頑張る中で一つ一つ課題を乗り越えて、少しずつできることが増えていったのが自信に繋がりました。
サーバーはLinux環境、操作はすべてコマンドベース。当初はdbecs、IVR、i-search初期、一部WEBサービスという構成でサーバ台数も少なかったですが今では何倍何十倍という規模に。新しいサービスや既存サービスの増強を自分たちの手で設計・構築・運用できるようになっていったのは大きな転機だったと思っています。
ー エンジニアになりたいと思ったのはなぜ?
きっかけは、2000年問題が話題になっていた頃。
「ITってこれから伸びるらしい」と耳にして、漠然と興味を持ったのが最初です。
学生時代に情報処理系の分野を学んでいたのですが、当時はたしか就職氷河期と呼ばれる時代で、IT業界は逆に勢いが出始めた時期だったと思います。
学んだ知識を活かして、手に職をつけられる道として自然とエンジニアを目指すようになっていきました。
ー SCOMに入社し、入社前に感じていた印象とのギャップはありますか?
実際に入ってみると、当時のSCOMは社員同士の距離が近くて、すごくアットホームな雰囲気でした。そういう空気が自分には合っていたと思います。
今は会社も大きくなって、関わる人も増えました。その分、コミュニケーションの工夫は必要になっていますが、ちゃんと順応できていると思っています。
ー 今はどのような仕事をしていますか?またどんな事を意識していますか?
現場作業とマネジメント、両方を担当しています。
ただ最近は、現場の実務は信頼できるメンバーに任せて、自分は管理やサポートにまわることが増えてきました。
「自分がやるよりも、誰かが成長する方が嬉しい」と思えるようになってきたのは、ここ数年の変化かもしれません。
ー SCOM 情報システム部にはどんなメンバーが多い印象ですか?
真面目なメンバーが多いですね、いい意味で(笑)。
特にインフラチームは「裏方好き」なタイプが多くて、自分の担当業務には責任を持って取り組む人が揃っています。
みんな未経験からスタートしているので、最初は分からないことばかり。でも、それを乗り越えて、しっかり自立している姿は頼もしいです。
ー 今まで所属してきた会社との違いはありますか?
SCOMは、社員のアイデアや提案をきちんと受け止めてくれる会社だと思います。
「こうした方が良い」と思ったことを言いやすいですし、実際に採用されることも多いです。
前職のようなトップダウン型とは違って、現場からのボトムアップも重視してくれるのは、働いていて大きなやりがいになります。
ー 個人としては今後どのようになっていきたいですか?
派手な目標があるわけではないですが、今動いているサービスが安定して動き続けて、関わるメンバーがしっかり育ってくれること。それが一番の喜びです。
現場がスムーズにまわって、「みんなが安心して働けているな」と思える状態が続けば、自分としてはすごく嬉しいですね。
ー 今後どのようにしていきたいですか?
一番大切にしているのは、障害を起こさず、サービスの稼働率を高く保つことです。
そのために、クラウド活用なども視野に入れながら、より安定したインフラを整備していきたいと思っています。
ー どんな人に仲間になってほしいですか?
好奇心がある人ですね。インフラって、本当に扱う分野が広いので、「ちょっとやってみたい」「いろんなことを知りたい」と思える人に来てもらえると嬉しいです。
一つずつでも知識を積み上げていけば、ちゃんと成長できる環境は整っていると思います。